唐津ゲストハウス創業記

佐賀県唐津市に“泊まれる少女まんが館”「唐津ゲストハウス少女まんが館Saga」を開業するまでのあれやこれやを綴ります。

初めての保健福祉事務所相談(1)

館主(予定)のからいけです。

 

本日からは、ゲストハウス開業にもっとも重要な許可申請についてのお話です。

ゲストハウスは、旅館業法という法律上では「簡易宿所」にあたり、法律としては、旅館業法にのっとって営業することが義務付けられています。そして旅館業の場合、各都道府県の知事の許可が必要となりますが、その許可申請をする際には、地域の保健所が窓口となるようです。

 

前回までで、宮崎さんのところの元お米屋さん物件にて「ここでやろう!」と思ったわけですが、本当にあの場所で、私が考えているゲストハウスが実現できるのかを確認してからじゃないと契約はできません。

佐賀県の場合ですと、佐賀市以外の市町村では、県に許可申請を出さなければいけないと聞いていました、毎回佐賀市の県庁に行くことになるのか、と思っていましたが、唐津市にある保健福祉事務所の衛生対策課にもゲストハウスや民泊についての担当者がおられることがわかりました。

環境衛生担当のYさんにご連絡し、お時間をいただけることになりました。

 

ゲストハウス開業までの大雑把な許可申請の流れがこちら。

 

①事前相談

 保健福祉事務所に申請場所や構造設備が記載された図面を持参。問題があれば電話やメール、面談などで担当者と再相談をし、工事着手前に問題点をなくしていく。

②工事着手

許可申請書・添付書類の記入

 提出書類には、「消防法令適合通知書」「建築基準法検査確認済証」が含まれるため、消防署、土木事務所への相談も必要。 

許可申請書・添付書類の提出

 唐津では、提出から営業許可指令書の交付までだいたい1ヵ月ほど。

⑤施設検査〈検査確認〉

⑥営業許可指令書の交付

⑦営業開始

 

なかでも①の事前相談がもっとも大切です!

不動産契約や工事の着手後に、その場所での営業がそもそもできなかったり、客室に求められる基準を満たしていなかったりすることがわかっても後の祭りです。払ったお金は、まず戻ってきません。

飲食業などでたまに事前相談なしで「あと1週間後に開店予定なので、⑤の施設検査をお願いします」、と突然やってくる方などもおられるとか。。そこで問題がなければいいのですが、何か必要なものが欠けていたりした場合、手直しが必要となり、開店が延びたりする場合があるそうです。

現在はインターネットなどでゲストハウスなどの開業についてのさまざまな情報が飛び交っていますが、各自治体によって許可申請に関わる詳細は異なります。

事前相談は必須事項です!!

 

めぼしい物件が見つかったら、すぐにそこの場所で営業ができるかを土木事務所などで確認することもお勧めします。

私の場合は、不動産屋さんで用途地域の確認がある程度すんでおり、100㎡以下ということで用途変更が不要、建築当時の構造計算書や建物内の詳細図、排水・電気設備図などもすべてそろっていた(*)うえに、改装案もだいたいまとまっていたということもあり、土木事務所よりも保健所での相談を先にもってきた、というわけです。

 

電話にてゲストハウスの概略をお伝えし、7月18日(月)の午前中、初めて唐津の保健福祉事務所を訪れました。

 

(つづく)

 

 

*古民家などでは、図面を起こす作業から始めなければいけないことがほとんだと聞いています。また、今回の物件に関しても建てられたのが30年以上前ですので手書きの資料なのですが、それらがすべてPDF化されており、おかげ様で建築家さんやリフォーム会社さんとの打ち合わせもスムーズです。ありがとう、宮崎さん!!

 

 

唐津保健福祉事務所外観:建て替え中のため、プレハブ感満載の事務所。

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