予算と改装見積もりと物件契約〜本当にここで大丈夫?〜
館主(予定)のからいけです。
いまだかつてなくブログの更新が滞ってしまいました。。
東京行ったり、その前後に原稿の締め切りが3本立て続けだったり、印刷所への入稿が2本だったりなんたりでえらいことになっておりました。
やっとちょっと落ち着きました〜。
その間も行政相談とか不動産契約とか補助金申請とか、ちゃんとゲストハウスの計画も頓挫することなく進めておりますのでご心配なく!
さてさて、今日はリフォームの見積もりや物件ついて少々。
前回は、B社さんとD社さんに現地確認のうえで見積もりをお願いすることにしたところまででしたね。
宮崎不動産さん立合いのもと、それぞれの会社さんに内見していただいたのですが、今回はシャワーやトイレ、キッチンの新設工事をともなうため、ガス・水道・電気などの設備屋さんにも見てもらわないとちゃんとした見積もりが出せないとのこと。
別日にそれぞれの会社さんのお付き合いのある設備屋さんにも見ていただくことに。
見積もり出してもらうだけでも大変です。
ちなみに、今回のリフォーム予算は500万円!
水回りなどをともなう工事の場合、相場が15〜20万円/坪、サッシなども含めるとさらに50〜100万円ほどと聞いたことがありまして、それをもとに考えていたのですが、最初のA社さん(概算)で予算の倍近い見積もりが出ましたので、背筋が凍りました。。
B社さんとD社さんの見積もり次第では、開業場所の変更も視野に入れなければいけません。
ちなみに、B社の営業さんからは、「見積り依頼したから申し訳ないとかは考えずに、無理せずに開業できることを第一に考えてください」とのお言葉をいただきました。
設備屋さんの内見は、お盆明けに行われることになっていました。
幸い賃貸契約はまだでしたし、別物件を探すことも視野に入れつつ、確かに一度脳みそをフラットにする必要はあります。
コツコツ貯めてきたお金をつぎ込むわけですから、直感だけで突っ走るわけにはいきません。冷静に、冷静に。
「本当にここに資金をつぎ込んで後悔しないか?」
その一点を突き詰めて考えたときの答えは、「否」でした。
給排水の配管や電気設備、居室の面積確保のための拡張工事、飲食営業のための設備投資など、DIYではどうにもならない必要不可欠な工事費がかさむことは明白で、それで手に入るのは、工夫は凝らすけれど、手狭な空間……。
宮崎さんの扱う物件ではやりたいけど、それに固執すると本質を見失ってしまいます。
私がつくりたいのは「みんながくつろいで少女まんがをゴロゴロしながら読めるゲストハウス」です。そのためにも、私が借金で汲々するわけにはいきません。
B社さんとD社さんの見積もりが途中でしたし、宮崎さんや設計をやってくれている廣中さんにどう言ったらいいものか、迷って迷って胃が痛くなっていたとき、宮崎さんから1本の電話が入りました。
「裏のお米屋さんが廃業します」
(つづく)