新しい間取りに大興奮〜憧れの壁面本棚&回廊をつくろう〜
館主(予定)のからいけです。
前回にて開業場所の変更をほぼほぼ決意したわけですが、それはつまり、いままでの案を白紙に戻すことでもあります。
真っ先に東京にいる建築士の廣中さんに連絡をしないといけないのですが、言葉だけで伝わるわけはありませんし、まずは、本当にその場所で少女まんが館ができるのかどうか、間取りを考えてみることにしました。
ひたすら手描き。お目汚しにて失礼!
今回は、完全に宿泊スペースとまんがを置くスペースを分けることができますので、一時利用と宿泊のお客様の動線は別ですし、夜間の出入り口もあり、これなら保健所対策もバッチリです。
ただ、掃除などの利便性から考えて共有の廊下からも洗面スペースに入れたほうがよさそう。洗面スペースに洗濯機が入らないのが難点ですが、分電盤などもあるためなかなかきびしい??まあ、そのへんは現地で寸法をちゃんと測ってからということで。
そしてなんと言っても玄関の吹き抜け部分!
間取り図ではイメージが伝わりづらいので試行錯誤しつつイメージを描いてみました。こんなとき、絵がうまいこと描けないのが本当に悔やまれます。。
……とりあえず言いたいことは伝わるでしょう。
現在は窓になっている部分の壁を抜いて、玄関ドアをつくります。そこを開けると、階段が正面にあって、残した精米機の一部の横を通って階段を上がると、回廊へ。
階段下と回廊部分に本棚をつくったら……。
憧れの壁面本棚が、しかも中2階の回廊にまでできそうです!!!
本好きのひとつの夢なんですよね、壁面本棚。
あの場所なら、それが実現できるかもと思うと、興奮しかありません。
わくわく。どきどき。
以前の表に面した物件の間取りを考えていたときもわくわくしましたが、今回はそれよりももっともっと「ときめき」があります。
こういうふうにつくりたいんです、女ま館Sagaを!!
そんな熱い想いを廣中さんにぶつけてみました。
今回の物件変更に伴う設計の白紙撤回については、これまで十二分にご好意のもとたくさん考えたり、急ぎで間取りの内法を出してもらったり、さんざんわがままなお願いをしてきたわけですから、怒られたり、あきれられたり、最悪縁切りをされても仕方ないくらいの暴挙だという自覚はありました。
ただ、同じ「本好き」の廣中さんなら、この「ときめき」に共感してくださるのでは、という気持ちもあったり。
そして、廣中さんは最初とても驚かれたのですが、つたない図面などをお見せしつつ経緯をお話しすると、最後には「こちらのほうが自由度が上がって面白くできそうですね!」とおっしゃってくださいました。
なんてできた人なんでしょうか。素敵すぎます!
新しい図面を起こしていただけることになり、そちらを持って再度保健福祉事務所へ相談に伺うことにしました。